美味しい米を選ぶ基準
美味しい米の基準は普通に炊いた白米からどのくらい味がするかどうかで分かります。本当に美味しい米は、何も味付けしていなくても、噛んだときにほんの僅かに自然な甘みを感じるものです。自分が選んでいる米が本当に美味しいのかどうか、今一度確かめてみて下さい。味ご飯を作るにしてもチャーハンにするにしても、元の米が美味しい方がよりよい料理になるのは間違いありません。そして美味しい米を選ぶコツですが、ブランドがある米を少しずつ買って食べ比べてみて、一番美味しいと感じたものを選ぶのがお勧めです。美味しさは、最終的には自分の好みに合っているのが一番です。どのブランドだから間違いない、ということはありません。よりよい食生活を目指してまずは様々な米を試し、その中からお気に入りの味をみつけ、米本来の味を楽しむことができれば、日本人としてとても幸せなことだと言えるでしょう。
日本国内で美味しい米がとれる産地を紹介します
普段、米を買うときには米の品種や値段のみに注目して選んでいませんか?ご存知の通り、米も野菜や果物と同じ植物なので、育つのに適した場所で作られたもののほうが美味しくなります。ここでは、このように品質が高くて味の良い米がとれる産地について紹介していきます。
また日本で最も有名なお米の産地の一つに、新潟県があげられます。新潟県はミネラルが豊富な雪解け水を利用して米を育てる生産者が多く、国内トップクラスのブランド米「魚沼産コシヒカリ」がとれることでもよく知られています。県内では魚沼、岩船、佐渡の3カ所が美味しい米がとれる「三大米どころ」といわれています。次に、新潟県に負けないくらい高品質のお米がとれることで知名度が高い所が北海道です。かつて、北海道は気温が低く米を育てるのに適さないといわれていましたが、品種改良を重ねて米の等級で最も高い特Aを獲得したななつぼし、ゆめぴりかなどが作られています。また、新潟県と北海道のほかに秋田県、山形県、青森県の東北地方は古くからの米どころが集まっています。
冷めてもおいしい米の品種
おいしい米が沢山出回っている今日この頃ですが、お弁当などに入れると冷めてしまい味が落ちてしまうなんてことがありますね。今回は、冷めても美味しい米の、おすすめ品種をご紹介します。北から、北海道のゆめぴりか・山形県の夢ごこち・福井県のイクヒカリ・長野県のミルキークィーンです。この4品種の米は、どれも「粘りもっちりタイプ」という特徴があります。この、粘りがありモチモチしている種類ほど、冷めても味が落ちないと言われています。モチモチの要素は、米の中に含まれているデンプンです。米の8割はデンプンでできておりその中のアミノペクチンという物質が、冷めても固くなりにくい作用を持っています。ちなみに、もち米はアミノペクチンがほぼ100パーセントです。品種により、モチモチ感以外にも特徴がそれぞれあるので、いろいろお試し下さい。最近では、スーパーやショッピングモールやネットでも少量から購入できるお試しタイプが置いてありお手軽です。
さいごに
通販で米を購入する前にどの米が何に向いているのか・どこの米がおすすめなのかなどを調べておくといいです。また、通販サイトでも米についての情報が書いてあるので参考にして自分の口に合う米を見つけてみて下さいね。